顔料プリントと染料プリント2
もう完全に秋モードです。
この夏は初めてのことだらけでてんてこ舞いではありましたが、
とても充実していたなと思います。
まだまだ知らないことだらけですがいっぱい悩みつつ頑張ります。
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2013年9月5日(木)の記事で顔料プリントと染料プリントについて触
れました。
その時に中島ボスから教えていただいた二つのプリント工程を大ま
かに紹介したいと思います。
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インク(色の粒子を混ぜたのり)を生地にのせ、乾燥させる。
染料プリントに比べて工程が少ないため、比較的低コストです。
(手法は違いますが)画用紙に絵の具を塗るようなイメージを持ち
ました。
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生地にインクをのせて高温で蒸すことで、繊維とインクが化学反応を
起こしてインクが繊維に定着。その際、定着しきれない余分なインク
が残るのでこれを洗いの工程で落とし、乾燥させて形を整えます。
工程が多いため、比較的コストは高め。
・・・全部のインクが定着するわけではないのね・・・。なんだか勿
体ないなという気もします。
定着しきらない余分なインクがあるとわかっているのなら分量を調節
することもできるのでは?なんて思いましたが、どう分量を調節して
も、8割しか定着しないということは変わらないようで、インクの8割
が定着するために残り2割が必要ということだそうです。
ボス
「技術の進歩(インクの改良)があればそういう日もくるかもね・・・。」
そういう日がきますように・・・。
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